2011年7月4日月曜日

あれは、究極の心遣いだよね

最初に言っておけば、自分はレディー・ガガのことは、ほとんど知らない。

じっくりと曲を聞いたこともないし、人となりもそんなに知っているわけではありません。
かといって、「それって、誰? あの変な人?」とまでは思わない。
そんなレベルです。

レディー・ガガが、来日していた間のトピックスの一つが、徹子の部屋に出演したこと。
その時のコスチュームが話題になってました。(この記事参照


これって、黒柳徹子へのリスペクトですね。

本人がしたのか、スタッフがしたのか分からないけど、黒柳徹子さんのことを調べた様子もうかがえる。キャンディーをあげているのも、その結果。
対談相手の価値観、行動パターンに合わせた対応をしてる。
しかも、自分自身のポジションを判断したうえで、どうするべきか、ものすごく突き詰めて考えているようにみえる。

何というか、究極の心遣いと言っても、いいんじゃないかしらん。これは。

本人の才能やシステム、周囲の環境が、この「心遣い」を支えているはず。


ところで、レディー・ガガとまではいかなくても、こういった”心遣いを突き詰めようとする人”は、臨床場面でも、時々みかけます。

相手や周囲の人の存在のことを考えていくのはいいけれど、それが過度になりすぎて、上手い行動としてまとめることができない。
結果的にとった行動が、理解されないものに終わってしまう。場合によっては、妙なレッテルを貼られてしまうことも……


自分は、こういう行動パターンを取る人のことは、とても気になる。

本人の身近な人に、行動を評価することではなく、そう行動せざるを得なかった姿勢を理解してもらいたい。
評価は、その後にしてもらえたら。

そのあたりを何とかするのも、精神科医として、一つの仕事なんじゃないかなと……