DVDが出てから、間がないので、あまり細かい内容やネタは自粛。
いや、久しぶりに面白い映画でした。 「トライアングル」(リンク先は、公式サイト)
絶対にもう一度見直したくなる映画。少なくとも、最初の10分は、必ず見直したくなります。
間違いない。
この面白さの秘密は、「監督の思いやり」である。
この作品は、徹底的に見る側のことを考えている。
宣伝のポスターや予告編を見ると、「これって、ネタバレじゃない?」と思ってしまう。実際ネットで検索すると、そう思っている人もいる。
心配ない。
そう思われることも、計算済みです。
自分も映画を見ている途中で、
「なるほどね。こういう展開にしたのね?でも、それって、構成ミスしてない?」
なんて、偉そうなことを思ってました。
ええ、見事に裏切られましたが、それが何か?
もしかしたら、最期まで見終わっても、「いや、あのシーンは、おかしいんじゃない?」という思ってしまうかもしれない。
そう思う人に対して、あえて言おう。
「悪いけど、分かっていないだけだと思うよ。もう一回見なおしてね」
それくらい、観客の視点、思考を考えたうえで、細部に配慮している作品です。
この配慮を一言で言えば、「監督の思いやり」です。
あまりメジャーな作品ではありませんが、自信を持っておすすめできる映画です。
下のリンクは、この映画を楽しむ上での伏線となる作品です。参考までに。
(このあたりが、ややネタバレになりますかね)