2012年4月24日火曜日

「こんなことで病院に来なくても」と言ってみる



初診の患者さんの診察で、一番注目するポイントは、患者さんの主訴。
そして、もう一つ気をつけていることがある。
それは、用紙に書かれてある主訴を読んだ時に自分の中に起こる感情にも気をつけること
なぜなら、その感情に対して正反対の立ち位置で考え始めることが大切だと思っているから。


共感できそうな主訴の時には、あえて「こんなことで、病院に来なくたっていいじゃない」と口に出して言ってみてから考える。
逆に、共感しにくい主訴の時には、「この患者のことは、自分にしか理解できないんだよね」と言うところから考える。
この時には、実際に声に出すことが大切
実際の行動を取ることで、頭の中の立ち位置が定まりやすいから。

そして、予診全体を見直してから、実際に診察に入っていく。




(Too much) Thinking / the Italian voice




こういった手順を踏んで診察をする。
そうすると、診察をすすめるにつれて、自然と患者さんのことを考える立ち位置が変化していく

それがいいんだよね。

立ち位置の変化によって、相手に対する視点も変化して、色々な解釈ができてくる。
それは、治療の幅が広がることにつながる
自分は、そう信じている。




時々、予診を取ってくれたスタッフの目の前で、意識的な軽口を聞かれてしまうことがありますが……

まぁ、今日もそれで怒られましたが、それが何か…… orz