2013年3月20日水曜日

「相性」の問題って、難しいよね



精神科治療で、主治医と患者さんの間に「相性」のようなものは、確かにある。
こればっかりは、修正が効かないことも少なくない。だから、「相性」が理由で、主治医を替えていくことは、必ずしも悪いことではない。ただ、人間関係のことだから、その判断は難しい



Buddy goes Bonkers / MichelleWalz



精神科治療の中でも、主治医を替えたり、治療の場を替えたりする時には、きちんとした手続きというか、やっておくべきステップを踏んでおくこととかは大切
自分が新しい治療者になった時を考えると、より切実な問題と思えてくる。

「病院をかわろうと思っていても、今の主治医にそのことは言えません。でも、病院に来たのだから、診て下さい」と言って、受診してくる人もいる。こちらが紹介状などの必要性を説明しても、そこでトラブルになってしまって、医療側が疲弊することも少なからずある。こういう時は、自分の考え方が固すぎるのだろうかと、時に悩むことも。
でも、「言って、向こうが対応してくれなかった」場合と、「言わずに情報がない」場合とは、同じではない。ここは譲歩しにくい。
”必要なことをしない、嫌がる”というのは、治療の中でポイントになる場合もある。そこを誤魔化すと、あまりよろしくない。

いわゆる「ドクターショッピング」は、こういった手続きとか、相談とかをしていない状態での受診だと認識している。違うのかしらん。
(だから、「ドクターショッピングは悪くないことです」と書かれた文章をみると、ものすごく違和感がある。)


主治医や治療の場の変更問題がある時に、医師だけでは話が進みにくいことって、少なからずある。
そんな時、”気の利いた”コメディカルスタッフが動いてくれると、本当に助かる(”気の利いた”というのがポイント)。
医師と患者さんという二者の関係だと、どうしても膠着状態なったり、手詰まりになったりしがち。
だからこそ、上手くサポートしてくれるコメディカルスタッフという存在は、何者にも代えがたいし、上手く利用したいと思っている。(もう一つ、コメディカルを育てるというテーマもあるけど)



NPOなんでも相談室 / center-i