2013年6月27日木曜日

DVD「ヴァージニア」視聴終了:やい、コッポラ。二つ目からやり直しだよ


DVD「ヴァージニア」視聴終了。




何と言っても、監督は、フランシス・フォード・コッポラである。
痩せても枯れても、「ゴッドファーザー」、「地獄の黙示録」のフランシス・フォード・コッポラである。

映像の美しさは、さすがである。
多少、合成時の色調の合わせ方など気になる点はあるが、作品全体の雰囲気を損なうものではないし、むしろ意図的にそうしていると思える。
(そのあたりを気にしていたら、大林宣彦作品は見れません)

ジャンルとしては、ホラー映画に分類される作品。
主人公は、スティーブン・キングをデフォルメしたようなホラー小説家。彼が、アメリカのとある片田舎の町に訪れたところ、そこでは、少女が胸に杭を差し込まれて殺されるという猟奇的殺人が起こっていた……
というお話。



私、この映画は、ホラー作品というジャンルでは解釈していません。

構造から考えると、基本的には落語噺です、この映画。

酒飲みで、睡眠薬が無いと眠れなくて、借金も抱えたダメな男。いわゆる、落語の与太郎が、不思議な世界でおこす、恐怖あり、笑いあり、涙ありのドタバタの話。

落語に詳しくないけれど、多分、この映画のような噺は、古典落語の中にあるんじゃないかと思います。


ただ、哀しいかな、欧米人です。多分、落語知りません。
だから、この映画、落語の語り口としては、上手くありません。仕方ありません。
古典落語なんて、見たことないだろうし、見ていたとしても、きちんとコッポラに落語の面白さを説明できる人なんていないでしょうから。
それでも、一つの映画作品として成立しているのは、流石コッポラと言わざるを得ません。


誰か、フランシス・フォード・コッポラに、立川談志の落語を山のように聞かせて、その面白さを解説してくれないかな。
きっと、この映画、もっと面白くリメイクしてくれるのに……

ということで、40点とさせてもらいます。
二つ目あたりからやり直して、もっと修行しておいで>コッポラ





私が、落語だと思っている映画は、もう一つあります。


それが、これ。「ディア・ドクター」です。
これは、以前にも話をしたような気がする……