2014年1月8日水曜日

「君たちは、病気なんだ。治るんだ」って、俺も言ってるわ…… :映画「アイ・アム・レジェンド」


また、「アイ・アム・レジェンド」を地上波でやっていましたね。
ちょっとだけ期待したんだけれど、やっぱり真のラストシーンではなかったなぁ。

この映画は、当初別の結末が用意されていたのだけれど、事前調査で不評だったので、急遽別の結末に作りなおされたというエピソードが有ります。
でも、絶対におすすめなのは、当初の結末。
この結末は、検索すれば、色々なブログなどで言及されているので、興味のある人は検索してみてください。それが収録されているDVDなどもあります。




ラストシーンを変えたことで、これだけストーリーの意味が変わってしまった映画も、珍しいんじゃないだろうか。
実に、もったいない。何回見ても、そう思うよ。

クライマックスシーン近く。ダークシーカーに向かって、「君たちは、病気なんだ。治るんだ」みたいな台詞を呼びかける主人公。本来のラストシーンを知っていると、ものすごく意味があって、印象的な台詞になる。
時に、恐ろしさすら感じるのは、自分の仕事のせいなのか……

精神疾患というのは、基本病識が無くて、自分が病気にかかっていることに自覚がないことが多い。そういった患者さんに対して、「君は病気なんだから、ちゃんと治療を受けようよ」というアプローチしていくのも、お仕事の一つ。
時には、「どこからが病気で、どこからが病気じゃないのか」という問題がでてくることもあるわけで。
こういう時に、自分の価値観みたいなものを問われているのを感じる時もあるんだよね。


まぁ、こういう仕事だから、楽しいのも事実なんですけどね。



(追記)
「病気なのか、そうではないのか」。こういった問題は、その立ち位置によって、考え方が大きく変わるので、このあたり異論が出てくる可能性があるんじゃないかと思う。
これは、それぞれが考える問題だなぁと思っているので、悪しからず。