2014年2月5日水曜日

認知症の診断をつけることには意味がある



自分も、これと似たようなネタ・ツイートをしていたことがありまして、それが、こちらになります。

 それにしても、2010年4月のツイートとは…… 思えば、こんなに長くTwitterやってたんだ>自分

冒頭のツイートについて、もう少し考えてみる。
大きく認知症とはいっても、アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、前頭側頭型認知症等々、色々な認知症があって、普段の臨床の場では、診断を確定させていくことが一つのポイント。その理由の一つには、認知症の違いに応じて、対応を変えたほうが上手くいきやすいから
冒頭の例でいえば、アルツハイマー型認知症と、前頭側頭型認知症とでは、リハビリを断る理由が異なっていることも考えられる。診断がわかっていると、理学療法士に「次からは、◯◯という言い方で対応してください」などの、具体的な指導をすることができる。


認知症に限らず、疾患の本態をきちんと認識していないと、他の疾患の患者さんにも似たような対応や生活指導を、少なからずやらかしちゃうんだよね。

でも、認知症は、精神疾患に比べると、想定しやすいような気がする。


Fixer Kayleigh Duddin with her Grandma / FixersUK



疾患の本態とか、本質みたいなものって、教科書の記述そのままを覚えていても、応用が効かない感じ。自分の経験を糧にして、自分の腑に落ちるように作り上げた「理屈」の方が運用しやすいような気がする。

ところが、「理屈」は、ともすれば”トンデモ”になる危険性もある。

”トンデモ”にならないようにするには、理路整然とした「正しさ」と、相手に受け入れやすくする「応用の効かせかた」が必要。この二つを、自分の「理屈」の中で上手く使っていくことになる。

「正しさ」と「応用のきかせ方」のバランスの取り方は、未だによく分からない。
どうすればいいか、今も、色々と考えているところ。