2014年3月7日金曜日

症状日記を書く人に指導していること


病理医ヤンデル先生が、ハリソン内科学という教科書を読みながら、分かりやすく解説してるツイキャス。
次のリンクは、そのツイキャスで、「頭痛」をテーマにした第3回(注:画像にリンクは貼っていません)

11番札所「頭痛(3)」 - ツイキャス:
'via Blog this'



35分あたりで出てくる、上手に治療を進めていくために「頭痛日記」が有効という話。
(一応、時間を示していますが、最初から聞いても損はないし、その方が話は分かりやすいはず)

不眠でも、頭痛でも、自分の症状を日記のように書きとめるというのは、治療に役立つことが多い。
但し、同じ書くのなら上手な書き方もあるんじゃないかと。



229-365 (Year 6) Diary / ♔ Georgie R


日記の書き方については、それぞれの主治医で重視するポイントがあると思うので、よく相談してみるのが良いかも

自分がポイントに置く日記の書き方は、客観的な情報と主観的な情報を分離して記録しておくという点。

一番わかり易い客観的な情報というのは、日付や時間。
それ以外にも、症状が起こった時の状況。例えば、”部屋でゆっくりしていた”、”買い物をしていた”、”家族と◯◯について話をしていた途中”といったもの。

主観的な情報というのは、その時の気分とか、その時に感じていた症状の程度になる。こちらは、”ものすごく不快だった”とか、”なんとか我慢できる程度”といった感じでいい。
それでも、書くのが難しければ、自分なりの点数をつけるのでも可。
不眠だったら、”ぐっすり寝れたので100点”、”起きた時に、しんどかったので60点”、”寝た気がしなくて、20点”とか。
点数の付け方は、テキトーでいい。だって、”主観”だから。他人にどう思われようとも、自分がそう感じたんだから、それが正しい。

最初は、客観的な情報を書くことを心がけるようにするくらいの感じで良い。主観と客観の使い分けは、考え始めると切りがないので。

それよりも、気軽に書ける方が大切。なぜなら、症状日記を使う時の、最大のハードルは「自分の症状を記録する習慣をつける」ことだったりする。実は、このハードルは、思った以上に高い。

このブログを見ている人には、ピンとこないかもしれない。
それは、これを読んでいるあなたは、「既にTwitterなどのSNSを使って、日常の出来事や考えたことを記録する習慣が付いている人」であって、このハードルをクリアしている可能性が高いからです。
念の為に言っておくけれど、症状日記にTwitterやオープンなSNSを使うことは、あまりお勧めしない。自分の症状をワールド・ワイドに広めることのメリットって、自分はあまり思いつかない。


twitter / hankenstein



この手の日記の効果は、おそらくアウトプットの量に比例するはず。だから、継続することが大事。
1週間程度の記録では、効果を感じることは、あまり期待しないほうが楽。
「量が質に転化する」法則が当てはまると思うので、それなりの蓄積が必要じゃないかと


実にザックリとした説明になりましたが、自分が考えるポイントの一端は、こんな所になります。

いつものように、こういうところに気をつけた方がいい、こういったやり方があるという異論は、山のように認めます。(特に、認知行動療法の専門家の人)

いずれにせよ、いろいろな人の、色々な工夫が、目にとまるようになれば良いなぁと思っています。