2014年5月6日火曜日

でも、人生は長い


【2670】7年間安定していた統合失調症の妻が、薬をやめて4カ月で大変な状態になってしまいました | Dr林のこころと脳の相談室:
'via Blog this'

上記のリンクは、「まさかとは思いますが、この「弟」とは、あなたの想像上の存在にすぎないのではないでしょうか」のフレーズで有名な林先生の記事。
是非読んでみて欲しい。





「一度薬をやめてみることに挑戦してみたいんです。もし、それで悪くなったら、また受診して、その時には、きちんと薬を飲みますから」と本人や家族が真剣に話される場面は、何回も経験している。
でも、それはあまりにも危険すぎるというか、勝つ見込みの無さすぎる賭けだとは思っている。

時間をかけて、治療継続の必要性を説明しても、それでも服薬をやめることを選択する人もいた。そして、1,2週間後に受診して、「調子いいです」と報告。そのまま、治療終了(を宣言される)。
でも、数カ月後に、自分のところや他の医療機関に受診とか入院したりする。
それと、こういうパターンで症状が悪化した場合、以前のようには良くならないというケースも少なからずある印象。

薬物療法継続の必要性についての自分の基本的な説明は、次のようになる。
統合失調症の場合。「出来る限り、薬の”調節”はする。でも、ずっと飲み続けることが必要
感情障害の場合は、判断が難しくなる。でも、一般の人が想定するよりは、長期間服用するほうが再発のリスクは低くなりますよ

この説明に、どこまで納得してもらえるか。なかなかに難しい。


Long road out of eden / machernucha


薬をやめても、少しの間は「調子が良い」と感じる人がいるのも確か。でも、人生は長い。
これだけは、事実なんだよね。