2014年9月25日木曜日

精神科医療の矜持


「変なことを言うから、精神疾患」、「あいつの言動は世間に迷惑をかけている。精神科で治療してもらった方がいい」という安易な判断をする医療者は、珍しくない。

逆に、それだからこそ、精神科医療を志す人は、ある種の矜持を持って治療的な判断をすることが必要じゃないかしらん。

そういった姿勢が、他の領域に対してのリスペクトにもつながると思う。



Notebooks / colinlogan



突飛な発想でも、許しがたい思考の内容でも、病的でない思考過程の範囲での結果であれば、それは精神科治療の対象でないとは考える。

少し変だなと思える程度の内容であっても、内因性精神疾患の影響があると思えば、医療による改善が望めないかと考える。

精神科医療って、そういうものだと思っている。


この二つの違いを見極めることは難しい。内因性精神疾患なのかどうか、確たる客観的に評価するものが乏しいからだ。

それでも、治療するべき対象をしっかり見極めることが、精神科医療にとっては大切なことじゃないかしらん。

こういった考え方は、それぞれの治療分野で存在しているはず。
精神科領域には限らないか……